手作りであり続ける事
今、職人が調理する昔ながらの居酒屋はほとんどありません。
理由は
・衛生問題
・スピード問題
です。
冷凍食品やレトルト食品などの既製品を使用する事で
1.だれでもできる
2.提供が早い
3.衛生管理が楽
というメリットがあります。
反面、どこで食べても同じ味というデメリットも、、、
きたろはオリジナルの手作り料理を提供し続けるために
調理師が調理する事
衛生管理のプロである事
を実践し昔ながらの手作り料理にこだわり続けています。
衛生管理のプロとして
きたろは
手作り料理にこだわり続けるために
1.食品衛生法改正による小規模飲食店のHACCPにどこよりも早い時期に、どこよりも厳格に取り組みました。
・法制審議会の段階から情報収集に努めつつ食品微生物検査技士資格を取得し、衛生管理のプロフェショナルとして、「小規模飲食店のHACCPへの取組み方」の講師として講演させていただきました。
・店主は三重県の食の安全安心を守る事業者として登録して頂いております。
2.時代に敏感な情報収集を実施し続けております。
・ギランバレー症候群の危険性が報告された段階で直ちに、どこよりも早く鶏刺身を廃止しました。どんなに新鮮でも、どう管理しても、霜降りにしてもカンピロバクター食中毒の可能性を消すことができないという事実に、当時名物メニューだったレバ刺し・砂刺し・ささみ刺し・ささみ霜降りを断腸の思いで廃止しました。現在、法律での禁止には至っていませんが保健所レベルにおいては全て提供禁止となっています。安全・安心を第一に考えるきたろならではの取組みです。
・敏感に業界情報を収集し、農薬や抗生物質などの薬品残留レベルが把握困難な外国産は可能な限り使用せず、自然毒などの食中毒発生情報もとりいれつつ食の安心・安全に取組んでいます。皆さんが当然あると考える枝豆がきたろのメニューにないのは、国産枝豆は限られた時期にしかない事と、外国産の綺麗な枝豆に慣れた人にとっては国産の虫食いや不ぞろいな枝豆はクレームの原因になってしまうことなどが理由です。
必要な変革
きたろには個室が沢山あります。その為家族でご来店いただくお客様も多いです。
昔ながらを変えてもいい事もあります。
付き出し席料制度の廃止です。
席料という制度は家族単位の来店が多い今のきたろには合いません。
世間の流れからも拒否されるようになってきています。
しっかり廃止致しましたので安心してご来店ください。
人前で電話を触るのが失礼だったのは過去の話。今では重要なコミュニケーションツール。
スマホの充電が必要になったら従業員までどうぞ。